「いつか」を「数年後」に変えるために。36歳、中堅公務員の葛藤
「パパ、ドイツってどんなところ?」
長男(7歳)が図鑑を広げながら聞いてくる。私は「お城がたくさんあって、ソーセージが美味しいところだよ」と答えながら、心の中では少しだけため息をついていた。
私、瀬戸内 晃大は36歳。地方公務員として働き、幸いにも昨年の昇進で収入は増えた。しかし、現実は甘くない。次男(4歳)の幼稚園代、長男の習い事、そして重くのしかかる住宅ローン。通帳の数字は増えても、自由になるお金はそれほど増えていないのが実情だ。
私の夢は、家族4人でドイツへ行くこと。現地の文化や歴史を子供たちに肌で感じさせたい。だが、家族4人分の欧州往復航空券をキャッシュで払うとなれば、せっかくの貯蓄を大きく削ることになる。将来の教育費を考えると、どうしても二の足を踏んでしまうのだ。
「日々の生活費、年間420万円の決済をすべてマイルに変えられたら……」
そんな思いで、私は夜な夜なクレジットカードの比較を始めた。



専門家の分析:公務員世帯こそ「マイル集約」の恩恵が最大化する
瀬戸内さんのような30代中堅公務員の方は、実は最もマイルを貯めやすい属性の一つです。理由は3つあります。
1. 決済額の安定性: 年間420万円という決済額は、月平均35万円。食費、光熱費、教育費、そして住宅ローンの一部や税金などを集約すれば、決して不可能な数字ではありません。
2. 長期的な計画性: 公務員という職業柄、数年単位でのライフプランが立てやすく、マイルを「貯める時期」と「使う時期」を明確に分けられます。
3. UAマイルの優位性: 家族4人分の欧州特典航空券を狙う場合、ANAやJALのマイルには「3年」という有効期限が壁になります。しかし、ユナイテッド航空(UA)のマイルであれば有効期限が無期限であり、さらにANAの国内線特典航空券にも交換できるため、非常に潰しが効くのです。
特に、家族4人分の長距離路線を狙うなら、還元率の高さと有効期限のなさを両立させることが絶対条件となります。
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