「指示待ち」の自分に焦りを感じた、19歳の夏
「孝輔、あっちの柵の設営手伝って!」
先輩スタッフの怒鳴り声に近い指示に、僕は「はい!」と短く答えて駆け出す。僕、熊谷孝輔は、将来イベント制作会社で働くことを夢見る19歳の大学生だ。今は都内の大学に通いながら、週末はイベント設営のアルバイトに明け暮れている。
現場は楽しい。巨大なステージが組み上がっていく高揚感、本番の重低音が体に響く瞬間。でも、ふと足元を見ると、僕はただ言われた場所に重い機材を運んでいるだけの「作業員」でしかないことに気づく。
「このままじゃ、就活で何も語れない……」
実家のある地方から出てきて、一人暮らしの生活費を稼ぎながら、年間120万円ほどを決済している。バイト代のほとんどは食費や機材、そしてたまに行くライブ代に消えていく。イベントを作る側になりたいのに、僕はまだ「作るプロセス」を客観的に見る余裕さえ持てていなかった。



専門家の分析:学生に必要なのは「消費者」ではなく「プロの視点」
熊谷さんの悩みは、非常に意識が高いからこそ生まれるものです。イベント業界を目指す学生にとって、現場でのアルバイト経験は貴重ですが、それだけでは「指示通りに動ける労働力」としての評価に留まってしまいます。
就活で差別化を図るためには、「全国の異なる現場を、一人の観客として、かつ制作者の視点で分析した経験」が不可欠です。しかし、地方のフェスや遠方のイベントに足を運ぶには、多額の交通費がかかります。
ここで武器になるのが、学生だけに許された特権的なクレジットカード活用術です。年間120万円の決済がある湊さんの場合、適切なカードを選べば、実質無料で全国のイベントを「視察」する航空券を手に入れることが可能です。
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